トップページ > 好生館のご案内 > 好生館からのメッセージ

佐賀県立病院好生館の「好生」には、「命を大切にする=患者中心の医療、informed consent」という思いが含まれています。
患者さんの生命と生活の質を高めるために、現在の医療分野でも「Quality of Life(QOL)」の理念を重視されていますが、150年もの歴史と伝統のある好生館では、設立当初からこの理念を掲げて、どの時代にも先進的な医療に率先して取り組む先駆的な病院として、佐賀県民を守ってきました。
設立理念にもあるように、医学、医療についての学問を、常に自ら学び、勉強しなければ、優れた医師、看護師、医療技術者などの医療者にはなり得ません。医師、看護師、医療技術者(薬剤師、放射線技師、臨床検査技師等)、医療関係の事務職など医療従事者のすべてが、それぞれの立場に応じて、医学についての専門の知識・技術のみならず、医療についても広く勉強することが求められています。
現在においても設立理念を受け継ぎ、医療の専門的知識と見識をもちあわせた医師をはじめとする優秀な医療技術者(スタッフ)が好生館の基盤となっています。
将来を担う全ての面において優れた医療人を育成し、優秀で面識のある医療スタッフを揃えること、そしてそれらのスタッフが好生館という伝統ある病院に誇りと夢をもって仕事にうちこむこと、更には十分な経済的・社会的な保障を確保することが、県民の信頼と安心を勝ち得る医療への最良の方策として、様々な最新医療に取り組んでいます。
好生館で医療に当たる者にとって、先人の遺徳(医徳)を学び、大切な精神的財産としなければ、過去のブランド名だけでは健全な医療提供継続が難しいのが現状です。過去の歴史を学ぶことで、好生館の将来は明るく、今以上に誇れる歴史を作ることができます。学問に貪欲に取り組む意志を忘れず、すばらしい理念のもと、矜持と家訓があるからこそ変革でき、より充実した救命救急医療体制の確立や地域医療支援病院として、人材育成と高度先進医療を育んでいきます。
また、独立行政法人への移行や新県立病院への移転が予定されており、将来に語り継がれる第一歩として、新たな好生館の歴史を刻んでいきます。確かな知恵・知識に裏打ちされた自由な発想と実行力は、夢と能力と責任感のある人々にとって自由は有力な武器となり、県民の一人一人が「最後は好生館に行きたい、好生館で診てもらってよかった」と言えるような病院作りを目指し続けます。