佐賀県医療センター好生館

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FAX:0952-29-9390

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お産の時のこと

陣痛が始まると入院になります。陣痛とは10分毎に規則的におなかが張る場合、ということになっています。痛いの字が入ってはいますが、人によっては痛くないです。それでも陣痛といいます。痛くなくても10分未満でおなかが規則的に張るようになると、お産が進んでくることもあるからです。感覚は人それぞれです。痛みに強い人もいれば、敏感な人もいます。ですから規則的な10分毎のおなかの張りを目安として、連絡をいただくようにしています。診察してお産が進みそうであると判断されれば、そのまま入院です。
陣痛が来る前に破水することもよくあります。破水が間違いなければ、やっぱり入院になりますので、さらさらした水みたいなものが流れてきた時も連絡をしましょう。

病棟

お産の時の連絡は、平日昼間であれば外来へ、夜間や休日は産婦人科の病棟へ直接電話をかけてください。電話番号は妊婦健診の時に説明があります。産婦人科の病棟は5階の東病棟です。診察や検査の結果で、入院になる場合といったん帰宅になる場合がありますので、お産セットは入院の準備は念のためそろえてから来院しましょう。

産婦人科の病室は5階の東病棟にあります。分娩室、NICUもあります。

5階東病棟のナースステーションです。詰め所などとも言われています。

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陣痛室

陣痛室です。

お産の待機室的な部屋です。すぐ隣に分娩室があります。陣痛が始まって入院する時はまずこの部屋に通される場合がほとんどです。ご主人に腰をさすってもらいながらなどして、お産の進行を待ちます。陣痛が始まってから生まれるまでのこの時期、赤ちゃんはいわばマラソンをしている状態といえます。強い陣痛は赤ちゃんにとっても大きなストレスです。お母さんもがんばりますが、それ以上におなかの中の赤ちゃんはがんばっています。がんばりぬいたすえに新しい家族として誕生します。その瞬間を思い描きながら、その最高の一瞬のために、家族みんなでがんばります。

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分娩室

いよいよ生まれる時が近づいてくると陣痛室から隣の分娩室へ移動です。分娩台、赤ちゃんの処置台などが置いてあります。お産が終わって2時間後くらいまでは、この部屋で過ごすことになります。好きな音楽があれば、CDを持ってきましょう。お気に入りを聞きながらのお産もありです。もちろん立ち合い分娩可能です。みんなでお母さんを激励しましょう。そして生まれたての赤ちゃんと対面しましょう。ご希望があれば、お父さんがへその緒を切るなどもできます。諸々のご希望は妊婦健診時の助産師相談でお申し出ください。産婦人科医師は現在5人いて、日替わりの当番で夜勤などをしています。お産に際してはその日の当番医師が担当することになります。外来の担当医と違うことがあるのはご勘弁ください。

分娩室です。

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病室

退院の日取りは、初産婦さんでお産後6日目、経産婦さんで5日目、帝王切開だと7日目くらいが目安です。それまで泊まっているところが病室です。病室には個室と多人数部屋(4人部屋)があります。どちらにするか、できるだけご希望に沿えるように努力はしていますが、数に限りがあるものなため、他の入院患者さんとの兼ね合いで変更していただく場合があります。ご容赦ください。

病室です。個室と大部屋があります。

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胎児心拍数モニタリングについて

入院後、お産が終わるまでは胎児心拍陣痛計という器械を装着されることになります。病院スタッフからは、俗にモニターなどと呼ばれていることが多いです。これは陣痛の頻度を調べるのと同時に赤ちゃんが元気でいるかどうかのサインをチェックする大切な役割があります。赤ちゃんは、お産というマラソンを走っています。中には途中でバテバテになってしまう子もいるわけですが、そんな時でもおなかの中にいるためギブアップサインを伝えることができません。ほったらかしにされると窒息してしまいます。モニターはそんな赤ちゃんの聞こえない声を聞くための装置です。とても大事です。好生館では陣痛室や分娩室でとっているモニターはナースステーションの天井から吊られている大画面テレビに映るようになっていて、病棟にいる誰でもがリアルタイムに赤ちゃんの状態を把握できます。当然、映されるグラフから赤ちゃんの声を正しく聞くためには高度な専門的知識が必要です。そのために病棟のスタッフは日々勉強をしているのです!

陣痛促進剤について

お産までの時間が長引くと母子同様に子宮も疲れてくることがあります。陣痛が弱まってしまうのです。微弱陣痛といって、いわゆる難産のひとつです。陣痛が弱くなると、なおのことお産がそこでストップしてしまいます。中途半端なストレスがいたずらに長引くとお母さんにも赤ちゃんにもよくありません。そんな時、陣痛を強くする薬、陣痛促進剤と呼ばれるものが必要となります。一時期、正しく使用されなかったために起こった副作用を大々的に報道され、悪の薬のような扱いを受けたこともありますが、微弱陣痛のような場合には非常に有効です。これで帝王切開をせずに済むことも少なくありません。お産の時期を早めたい時(妊娠高血圧症候群になった時など)にも使用されます。使用に際しては患者さんの正しい理解も必要になりますので、適宜説明を行いながら同意を得た上で使用しています。

分娩室の室温について

お産の時の分娩室は暑いです。生まれてくる赤ちゃんに合わせて温度を上げています。おなかの中ではお母さんの体温、つまり36~37℃の環境で過ごしているので、30℃くらいの室温でも生まれてすぐの赤ちゃんは寒いのです。そのかわりがんばっているお母さんは暑いです。立ち会うお父さんはうちわで扇いであげましょう。

無痛分娩について

当院では原則として医学的に必要がある場合にのみ無痛分娩を行っています。例えば母体に心臓病があって強いストレスが危険と判断される時、痛みによって発作が引き起こされる可能性がある病気の合併時、などです。無痛分娩の方法は硬膜外麻酔といいます。背中に細いチューブを挿入して麻酔薬を注入する方法です。麻酔科医に依頼してチューブを挿入してもらいます。適応に関しては、妊婦健診を通して検討していくことになりますので、他院で妊婦健診を受けられている方は主治医の先生と当院への外来紹介などについてご相談ください。

帝王切開について

お産は、原則的に経腟分娩が最も自然な形でよりよい分娩方法です。でも時には帝王切開をしなければならない時があります。逆子の時や、骨盤が狭い時、前置胎盤の時、などなどです。また、多くの病院と同じように当院でも、過去に帝王切開による分娩をされている場合は、帝王切開での分娩を選択しています。時にはお産の最中に帝王切開に切りかえる必要が出ることもあります。どうしてもお産が進まない時、おなかの赤ちゃんが危険な状態になった時などに緊急帝王切開になります。事前に予測できないこともあるので、どんな妊婦さんも帝王切開になる可能性を秘めています。好生館では分娩室のすぐそばに手術室への直通大型エレベーターがあるため迅速な対応が可能です。
帝王切開になると、経腟分娩の時よりも退院までの期間が長くなります。おおむね手術後一週間程度です。残念ながら手術室には一般の人は入れませんので、この場合、立ち合い分娩はご遠慮していただいています。

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