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各種センター・チーム医療のご紹介

消化器病センター

写真:脳卒中センターの写真

令和3(2021)年7月1日に消化器病センターが設立されました。所属する①消化器内科②消化器外科③臨床腫瘍科(腫瘍内科)④肝胆膵内科⑤肝胆膵外科の他にも、7階西病棟・7階東病棟・消化器/肝胆膵外来および外来化学療法室・緩和ケア科・内視鏡室・手術部・看護部・放射線部・薬剤部・栄養科・リハビリ部などの消化器病診療に関与する全スタッフが、これまで以上に綿密に連携し、強固な連帯感を持って診療していただくことが最大の設立目的です。

所属診療科と診療内容

① 消化器内科

 早期食道癌、胃癌、大腸癌の内視鏡診断・治療を最新鋭の機種を揃えて行っており、早期消化管癌に対するESD(内視鏡的粘膜下層剥離術)の件数は県内でもトップクラスの実績となっています。また、良性の炎症性腸疾患の治療にも積極的に取り組んでいます。なお、GIST(消化管間葉系腫瘍)に対するLECS(腹腔鏡・内視鏡合同手術)なども消化器外科との共同で行い、低侵襲なより良い治療を提供しています。

② 消化器外科

 消化管癌(食道癌、胃癌、大腸癌)に対してはQOLを重視した腹腔鏡下手術、ロボット支援下手術を積極的に導入し、癌の根治性と同時に機能温存も重視した質の高い外科治療を行っています。また、腸閉塞・虫垂炎・憩室炎・などの急性良性(炎症性)疾患に対する治療も消化器内科と協力しつつ行っています。

③ 臨床腫瘍科(腫瘍内科)

 消化管癌を中心に患者さんに寄り添った「あきらめない」化学療法を、最新の知見も交えて行っています。また、最近、保険適応となり年々増加しているゲノム検査(ゲノムプロファイリング)に基づいたテーラーメイド医療にも積極的に取り組んでいます。

④肝胆膵内科

 肝炎・肝硬変・胆石症・膵炎などの良性肝胆膵疾患に対する内科的治療を積極的に行っています。また、肝胆膵癌に対しても患者さんのQOLを十分考慮した化学療法(集学的治療)を行っており、腫瘍内科と同様にゲノム検査に基づいたテーラーメイド医療にも積極的に取り組んでいます。

⑤ 肝胆膵外科

 高難度手術となることが多い肝癌・胆道癌・膵癌に対して根治性を重視した積極的な治療を行っています。また、肝癌・膵癌に対しては適応を十分に見極め腹腔鏡下手術も数多くこなしており、肝癌に対してはロボット支援下手術も開始しています。また、急性胆嚢炎・胆管炎・肝膿瘍などの急性炎症疾患にも肝胆膵内科と協力しつつ適切な治療を行っています。

お知らせ

消化器病センターの各科は、お互いに綿密な連絡・連携体制をとり、病状に応じた治療法を適切に判断し、最適な治療を迅速に行っています。消化器・肝胆膵疾患に関してはなんでもお気軽にお尋ねください。