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佐賀県医療センター好生館

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脳神経外科

診療実績

 入院患者数および手術数

1.平成28年度

 平成28年度(平成28年4月1日~平成29年3月31日)の脳神経外科外来患者数は総数2240人で新患193人、再来2047人でした。入院患者総数は284人。疾患別割合は脳血管障害124人(43.7%)、神経外傷79人(27.8%)、脳脊髄腫瘍24人(8.5%)、水頭症29人(10.2%)、その他28人(9.9%)、でした。(グラフ1)例年通り、脳血管障害と頭部外傷のしめる割合が高く、両者で72%に及んでいます。

 

h28neurosurgery_graph1.JPG

グラフ1

 平成28年度の観血的手術例数は180例、脳血管内手術は76例で計256例でした。観血的手術の内訳は動脈瘤クリッピング術と血管奇形摘出術23例、バイパス・頸動脈内膜剥離術14例、脳腫瘍摘出術および生検15例、頭蓋内血腫除去術12例、水頭症手術41例、慢性硬膜下血腫34例、その他41例でした。(グラフ2)血管内手術は、GDCによる動脈瘤の塞栓術が13例で、狭窄病変に対するステント留置術ないし血管形成術が15例、血栓回収術39例、その他の血管内手術9例でした。(グラフ3)

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グラフ2

 

h28neurosurgery_graph3.JPG

グラフ3

2.入院患者数および手術数の年次推移

  グラフ4に過去16年間の入院患者数・手術数の年次変化を示します。最近2~3年入院患者数が減少していますが、これは脳血管内科が新設されたことによって、脳神経外科における脳卒中診療患者は手術を行う症例のみになった影響と思われます。また、近年、脳血管内手術が増加傾向にあります。

 

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グラフ4

 

疾患別診療実績

1.    脳血管障害

 過去10年間の脳血管障害の入院患者数の推移をグラフ2に示します。平成27年度からくも膜下出血・動脈瘤患者が増加しているのは、未破裂脳動脈瘤の入院患者数が増加したためです。脳出血例が減少しているのは、手術適応のない脳出血例が脳血管内科や脳神経内科に入院となったためです。

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グラフ5

1)    くも膜下出血
脳卒中センター「くも膜下出血」診療実績へ


2)    脳出血
脳卒中センター「脳出血」診療実績へ

3)    脳梗塞
脳卒中センター「脳梗塞」診療実績へ

4)    血管奇形・その他
脳卒中センター「その他の血管障害」診療実績へ
 

 脳血管内治療

 脳血管内治療は、カテーテルを用いて行う治療です。足の付け根や、腕の血管からi入れるカテーテルという細い管を使って治療するため、身体への負担は少なくなります。好生館では、脳血管内治療専門医2名(脳神経外科:溝上、脳血管内科:上床)で治療を行っています。脳動脈瘤コイル塞栓術、脳腫瘍塞栓術、血管奇形(AVF,AVM)は脳神経外科、脳梗塞、脳虚血は脳血管内科が基本的に担当しますが、全ての症例において両科合同で治療を行っています。侵襲が少ない脳血管内治療の件数は年々増えてきています。



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手術内容   2012 2013 2014 2015 2016
動脈瘤コイル塞栓術 破裂 2 7 13 12 8
未破裂 4 3 5 9 7
ステント併用塞栓術       (1) (5) (2)
頸動脈ステント留置術   1 10 12 12 10
脳梗塞 血栓回収療法   0 3 9 30 39
血管形成術(PTA,Stent)   0 1 3 7 4
硬膜動静脈瘻, 脳動静脈奇形   0 0 1 0 4
脳腫瘍塞栓術   0 1 2 0 1
その他   0 0 4 4 3
総数   7 25 49 70 76

2.    外傷

 過去10年間の外傷の入院患者の推移をグラフ6に示します。平成28年度の外傷入院患者数は前年と比較して減少しています。高齢者の急性硬膜下血腫の入院例が増加傾向にあります。

h28neurosurgery_graph6.JPG

グラフ6

1)急性硬膜下血腫
 平成16年1月から平成25年12月までの10年間の急性硬膜下血腫例をまとめてみると、手術例が56例で非手術例が49例でした。手術例56例のうち、男性35例、女性21例で平均年齢は68才、入院時GCSは平均9.5で手術前GCSは7.9でした。非手術例49例のうち、男性21例、女性28例で平均年齢は79才、入院時GCSは平均12.0でした。手術例に男性が多く、より若年者が多い傾向がみられました。死亡は手術例が15例(27%)、非手術例が12例(24%)でした。受傷前と退院時のmRSを手術例(グラフ7)と非手術例(グラフ8)それぞれで示します。

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グラフ7

 

h26neurosurgery_graph8.pngグラフ8

2)慢性硬膜下血腫
 グラフ9に過去16年間の慢性硬膜下血腫の手術例の年次推移を示します。高齢化社会を反映して、慢性硬膜下血腫の手術例は年々増加しており、増加分のほとんどは75歳以上の高齢者であることが分かります。

h26neurosurgery_graph9.png

グラフ9

3.    脳腫瘍

 平成11年度から28年度までの脳腫瘍の手術症例は231例でした。その内訳を表1に示します。

表1) 脳腫瘍手術症例 (平成11.4.1~29.3.31)
神経膠芽腫 15
神経膠腫 23
髄膜腫 53
下垂体腺腫 25
聴神経鞘腫 16
悪性リンパ腫 9
血管芽細胞腫 7
類皮腫 4
転移性脳腫瘍 52
頭蓋骨腫瘍 13
その他 14
231

 良性髄膜腫手術例49例の部位別の内訳を表2に示します。

表2) 良性髄膜腫症例(49例) (平成11.4.1~29.3.31)
円蓋部 15
傍矢状洞 8
嗅窩 5
大脳鎌 6
中頭蓋窩 3
小脳テント 3
前頭蓋底 1
小脳橋角部 4
鞍結節部 2
斜台 1
海綿静脈洞内 1
49
良性髄膜腫手術成績

 手術摘出例49例のうちSimpson Grade1,2,3,4の摘出はそれぞれ、18例、22例、3例、6例でした。Grade4の摘出となったのは、斜台髄膜腫で脳神経周囲の腫瘍を残したものと、海綿静脈洞内髄膜腫で部分摘出後にガンマナイフ治療を行った例、テント切痕部髄膜腫で脳幹周囲が一部残存した例、高齢者の鞍結節部髄膜腫で減圧のみに留めた例と斜台から小脳橋角部におよぶ巨大な髄膜腫で脳幹近くに一部残存腫瘍が見られ例および再発した小脳橋角部髄膜腫の6例でした。
 手術死亡例はなく、術前より神経症状が悪化した例が5例ありました。運動野直上の円蓋部髄膜腫で上肢の麻痺が出現した例、嗅窩髄膜腫で術後嗅覚脱失した例、テント切痕部髄膜腫で中脳内の小出血を来して、反対側の感覚異常を来した例、前頭蓋底髄膜腫で術後入院中に転倒して脳挫傷を来たし、認知症状が悪化した例、巨大な小脳橋角部髄膜腫で術後小脳失調と嚥下障害が出現した5例です。その他の例は術前より神経症状が改善したか、不変でした。

 

4.    その他

特発性正常圧水頭症

 平成14年から平成27年3月までの間に83例の特発性正常圧水頭症に対して、シャント手術を行いました。男性51例、女性32例で、平均年齢は75歳、初発から診断までの期間は平均2年1ヶ月間でした。腰部くも膜下腔腹腔短絡術を55例(66%)、脳室腹腔短絡術を28例(34%)に行いました。シャント感染症が2例(2.4%)、経過中にシャント機能不全で再手術を行った例が8例(9.6%)ありました。

 

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