
当内科は「全身を診る総合内科医」を目標とする伝統を受け継いできました。専門分化の流れの中で循環器部門が独立しましたが、逆に総合内科教育の重要性や 専門化の弊害が再認識される現在、総合性と専門性との両立を目指して試行錯誤をしています。いずれが是か非ではなく、臨床のわざとセンス、経験しつつ常に 考える姿勢、科学的精神、深い教養をどのように培ってゆくかです。
スタッフの出身大学は自治医大・佐賀医大(現・佐賀大学医学部)・九大など多士済々、臨床現場やカンファレンスではそれらの様々な視点からの討議を通して 自らを鍛えています。研修医・医学生の研修機関でもあり教育を通して自らを研鑽しています。不断に切磋琢磨することで患者さんの診療に還元したいと考えて います。
総合診療医としての基本を忘れずに各々の専門的診療を行うため、全員が一般外来診療を週2~3回行っています。その中で専門的診療部門として、血液部門、 胃腸部門、肝胆膵部門、呼吸器部門、腎透析部門、糖尿病部門、神経部門そして既に独立したものとして循環器部門があります(循環器と腎透析については、別項を見てください。)。その他の部門(AIDSを含む感染症、膠原病、その他)については全員で対応しています。また、当館はAIDS診療の佐賀県の拠点病院としての責務を負っています。