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総合臨床研究所

疾患病態研究部

分子レベルでのがん研究に魅せられて以来、約30年間、がん研究に没頭してきました。現在は様々な疾患について、メカニズムに基づいた治療に有効な研究成果が挙げられるように日々励んでいます。
部長 泉 秀樹  
<最近の代表的論文>
  1. Izumi, H. et al.:Sci. Rep.9: 2236 (2019)
  2. Miyamoto, T. et al.:Cell Rep.10: 664 (2015)
  3. Izumi, H. et al.:Cancer Res.74: 5620 (2014)
  4. Izumi, H. et al.:PNAS109: 18048 (2012)
  5. Izumi, H. et al.:Oncogene28: 2806 (2009)

研究事業内容

分子レベルによる疾患遺伝子の機能の解明

 がんを中心とした研究に加えて、疾患ゲノム研究部で発見された新たな疾患関連遺伝子の機能を解明し、また臨床試験推進部と協力して有効な治療薬の探索を目指します。

研究実績

論文

  1. Koguchi M, Nakahara Y, Ito H, Wakamiya T, Yoshioka F, Ogata A, Inoue K, Masuoka J, Izumi H* and Abe T.
    (*Corresponding author)
    BMP4 induces asymmetric cell division in human glioma stem-like cells
    Oncol. Lett. (2020)19: 1247-1254.
  2. Izumi H*
    CD133 and centrosomes: How CD133 inhibits autophagy and induces the undifferentiated state of cancer cells at centrosomes.
    J. Cancer Biol. (2020)1: 7-9.
  3. Izumi H*, Kaneko Y and Nakagawara A
    The role of MYCN in symmetric vs. asymmetric cell division of human neuroblastoma cells.
    Front. Oncol. (2020)10: 570815.

学会発表

  1. 泉 秀樹、金子安比古、中川原 章
    腫瘍不均一性の原動力となるCD133陽性神経芽腫細胞のオートファジーに基づく新たな非対称分裂機構の解明.
    第79回日本癌学会学術総会. 10月1-3日(広島)(オンライン)

論文

  1. Izumi H, Li Y, Shibaki M, Mori D, Yasunami M, Sato S, Matsunaga H, Mae T,
    Kodama K, Kamijo T, Kaneko Y, Nakagawara A. Recycling endosomal CD133 functions as an inhibitor of autophagy at the pericentrosomal region.
    Sci. Rep. (2019) 9: 2236.
  2. Shakhova I, Li Y, Yu F, Kaneko Y, Nakamura Y, Ohira M, Izumi H, Mae T,
    Varfolomeeva S, Rumyantsev AG, Nakagawara A. PPP3CB contributes to poor prognosis through activating nuclear factor of activated T-cells signaling in neuroblastoma. Mol. Carcinog. (2019) 58: 426-435.
  3. Ando K, Yokochi T, Mukai A, Wei G, Li Y, Kramer S, Ozaki T, Maehara Y, Nakagawara A. Tumor suppressor KIF1Bβ regulates mitochondrial apoptosis in collaboration with YME1L1. Mol. Carcinog. (2019) 58: 1134-1144.

学会発表

  1. Motofumi Koguchi, Hideki Izumi, Yukiko Nakahara, Hiroshi Ito, Tomihiro Wakamiya, Fumitaka Yoshioka, Atsushi Ogata, Kohei Inoue, Jun Masuoka, Tatsuya Abe.
    BMP4 induces asymmetric cell division in human glioma stem-like cells
    The 24th Annual Scientific Meeting and Education Day of The Society for Neuro- Oncology November 22-24, 2019, Phoenix, Arizona, USA.

論文

  1. Nakagawara A, Li Y, Izumi H, Muramori K, Inada H, Nishi M.
    Neuroblastoma.
    Jpn. J. Clin. Oncol. (2018) 48: 214-241

学会発表

  1. 泉 秀樹
    がん幹細胞マーカーCD133は細胞内に輸送されて中心体近傍に局在し、オートファジーを抑制してがん細胞の未分化能を維持する
    第37回分子病理学研究会. 7月 佐賀 2018年.
  2. 泉 秀樹李 元元、上條岳彦、金子安比古、中川原 章
    がん幹細胞マーカーCD133は細胞内に輸送されて中心体近傍に局在し、オートファジーを抑制してがん細胞の未分化能を維持する
    第77回日本癌学会学術総会. 9月 大阪 2018年.
  3. 高口素史泉 秀樹、伊藤 寛、吉岡史隆、井上浩平、緒方敦之、高瀬幸徳、下川尚子、中原由紀子、増岡 淳、阿部竜也
    BMP4 signalingは、Glioma-stem like cellの非対称分裂を誘導し幹細胞性を阻害する
    第19回日本分子脳神経外科学会. 8月 大阪 2018年.

論文

  1. Li Y, Ohira M, Zhou Y, Xiong T, Luo W, Yang C, Li X, Gao Z, Zhou R, Nakamura Y, Kamijo T, Kaneko Y, Taketani T, Ueyama J, Tajiri T, Zhang H, Wang J, Yang H, Yin Y, Nakagawara A. Genomic analysis-integrated whole-exome sequencing of neuroblastomas identifies genetic mutations in axon guidance pathway.
    Oncotarget (2017) 8: 56684-56697.

学会発表

  1. Li Y, Nakagawara A.
    Genomic Analysis-Integrated Whole-exome Sequencing of Neuroblastomas.
    The 3rd China International Forum of Pediatric Development.
    Beijing, 2017, Jun 30-Jul 2. China.

総説

  1. 泉 秀樹李 元元、金子安比古、中川原 章
    がん幹細胞マーカーの機能解析による新たながんの治療戦略
    好生. (2016)54(1):11-16.

学会発表

  1. 泉 秀樹、中川原 章、金子安比古
    ヒト神経芽腫培養細胞をモデルとしたがん幹細胞の非対称分裂機構のメカニズムの解明
    第26回日本サイトメトリー学会学術集会
    2016年7月
  2. 泉 秀樹
    ヒト神経芽腫培養細胞をモデルとしたがん幹細胞の非対称分裂機構のメカニズムの解明
    日本放射線影響学会第59回大会
    2016年10月
  3. 泉 秀樹、中川原 章、金子安比古
    ヒト神経芽腫細胞における非対称分裂の誘導とレチノイド併用による悪性度低下機構の解析
    第23回神経芽腫研究会
    2016年10月
  4. 泉 秀樹、中川原 章、金子安比古
    がん幹細胞の治療を目指したヒト神経芽腫細胞における非対称分裂機構の解明
    第58回日本小児血液・がん学会学術集会
    2016年12月

著書・論文

  1. Miyamoto T, Hosoba K, Ochiai H, Royba E, Izumi H, Sakuma T, Yamamoto T, Dynlacht BD, Matsuura S. The microtubule depolymerizing activity of a mitotic kinesin protein KIF2A drives primary cilia disassembly coupled with cell proliferation.
    Cell Reports(2015)10: 664-673.

学会

  1. 泉秀樹. ヒトがん細胞の新しい分化誘導療法を目指した非対称分裂機構の解析. 第24回好生館医学会総会. 2015.12. 佐賀市

連携大学院について

 好生館総合臨床研究所では、平成30年10月より佐賀大学大学院医学系研究科の連携大学院として、学生の研究指導を行います。

連携大学院の目的

 連携大学院制度は、国公立、独立行政法人、民間企業等の研究機関と大学が連携して学生の指導を行い、学生の資質向上を図るとともに相互の研究交流を促進することによって、学術及び科学技術の発展に寄与することを目的とする制度です。

 佐賀大学大学院医学系研究科における教育研究活動の一層の充実と好生館総合臨床研究所の研究活動の推進及びその成果の普及を促進することを目的としています。

実施内容

 佐賀大学大学院医学系研究科の学生は、好生館総合臨床研究所で研究指導を受けることができます。学生の研究指導は、佐賀大学大学院医学系研究科の客員教員(客員教授・客員准教授)に任命された当研究所に所属する研究者がおこないます。

 これにより、当研究所で佐賀大学大学院医学系研究科博士課程(医科学専攻)に必要な単位を取得することができます。