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外山 沙也加

初期臨床研修医基幹型2年目の外山 沙也加です。

私は佐賀大学を卒業後、2年間好生館を中心に研修する基幹型プログラムを選択しています。私は好生館の良い点について、大きく3つ紹介したいと思います。

まず1つ目は、他にも多くの先生が書かれていると思いますが、時間外に受診されるWalk inの患者さんを最初から診ることができる点です。私自身、じっくり考えて覚えるよりも、多くの症例を経験して体で覚えるタイプなので、年間を通して多くの時間外受診者がいる好生館は私に向いていると思いました。実際に(特に連休中や年末年始は)とても多くの患者さんがいらっしゃって、common disease だけでなく、Walk inの大動脈解離や卵巣捻転など緊急を要する疾患の初期対応を経験することができました。初期研修医のうちからこれだけ多くの症例を経験できるのも当院の手厚いオンコール体制と、指導医の方々の的確なご指導があるおかげと思っています。

2つ目は、基幹型といっても好生館以外で研修をしてはいけないというわけではなく、4ヶ月以内(地域医療研修の1ヶ月を除く)であれば、いくつかの関連病院から研修先を選択することができるという点です。ずっと同じ病院だけでの研修だと不安という方にも、基幹型のプログラムをうまく活用していただければ、自分の希望に近い研修ができると思います。実際に私も、佐賀大学で2ヶ月、嬉野温泉病院で1ヶ月、唐津済生会病院(地域医療研修)で1ヶ月お世話になりました。

最後に、スタッフの方々が優しいという点です。研修医なりたての時期は、病気に関してはある程度知識があっても、薬の形状や、X線の撮影方法や、食事の種類など、わからないことだらけでした。薬剤師さんが「この方にこの薬だと大きすぎて飲み込み辛いので、細粒が良いと思います。」とアドバイスして下さったり、放射線技師さんに「この方、左手を回内できないのですが、どうオーダーしたら見やすいですか?」と尋ねると丁寧に教えてくださったり、栄養士さんに患者さんの食事のことに関して気軽に相談できたりと、研修医の気軽な質問にも丁寧に答えてくださるスタッフの方が多くいらっしゃり、好生館の医療は、まさにチーム医療だなと実感しています。

月1の研修医飲みがあって同期とすごく仲良しとか、研修医だけの医局と個別のデスクがあって仕事しやすいとか、寮が病院の隣で一長一短だとか、他にも書きたいことは多くありますが、その辺は他の研修医が書いてくれていると思います。特に3つ目の良い点に関しては、実際に見学にいらっしゃってくださった方がわかります。

長文になりましたが、最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。

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