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矢部 恵士

初期臨床研修医1年目の矢部 恵士です。

私は佐賀大学出身で、九州大学のたすき掛けプログラムを選択し、好生館で1年目の研修を行っています。

実は私は、好生館での研修を強く希望していたわけではありませんでした。九州大学のたすき掛けプログラムは、多くの関連病院に希望する順番をつけて提出するシステムになっており、正直に言うと好生館は5番目ぐらいの順番をつけていました。
しかし、今現在は好生館で研修をできて良かった、何なら2年間研修できる基幹型プログラムにしておけば良かったと思っているぐらいです。
そう思うようになった理由を、好生館で研修を行うメリットとしてまとめてみました。

【好生館で研修を行うメリット】

1. 研修医だけの医局がある、さらに自分専用の机と電子カルテがある!
研修1年目としては2年目の先輩に普段の診療で困ったことがあったらすぐに相談できまできますし、研修医だけの医局なので愚痴なども気兼ねなく言えます。自分専用の机と電子カルテはありがたいです。特に専用の電子カルテは、病棟の電子カルテが空いていない時や、土日に病棟に行く必要がないような仕事をするときに非常に助かります。

2. 総合外来での診療で多くの症例を経験できる!
救急科の期間以外では、月に4~5回総合外来でwalk inの患者さんの診療を行うことになり、帰宅可能な軽症の場合から即入院となる重症な場合まで様々な症例をfirst touchから診ることができます。4月からいきなり外来で診療を行うと聞くと不安に感じるかもしれませんが、研修医1年目だけで診療を行うことはなく、2年目の先輩やより上の先生と一緒に行うため相談ができる環境にあるのでご心配なく。時間帯は夜間前半と夜間後半に分かれており、夜間後半は次の日の朝まで診療を行うかわりに、半日休むこともできます(科にもよりますが...)。

3. 給料が良い!
研修医の手取りとしては良い方だと思います。学生の時より自由に使えるお金は増えます。やはりモチベーションの一因にはなると感じています。

他にもメリットはたくさんありますが、すべては書ききれないので他の研修体験記をご参照ください。

では、デメリットは?と聞かれると、今のところあまり感じていません。あえて言うなら、1年目のプログラムは内科は1ヶ月ずつ6つの科をローテーションするのですが、多くの科で学べるメリットもあるのですが、1ヶ月でようやく慣れてきたら次の科に変わると少し物足りなく感じることぐらいです。

上記のことは個人的に感じたことですので、好生館での研修を考えている方は是非見学にきて、自分の目で見て話を聞いてみてください!

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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