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佐賀県医療センター好生館

TEL:0952-24-2171  
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〒840-8571 佐賀市嘉瀬町大字中原 400

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人工透析室

透析を始める前に必要なこと

シャント造設について

  慢性腎不全になると、血液透析療法が必要になる場合があります。
この血液透析療法とは、血液ポンプを用いて血液を体外にとり出し、これを浄化する部分である透析器(ダイアライザー)に誘導して、老廃物および余分な水分を取り除いた後に、再び体に戻す操作を連続して行というものです。
これを行うためには、通常1分間に200mlの血液を持続的に体から脱血しなければなりません。体から脱血するためには通常腕の静脈に針を刺すことになりますが、血液量は少なく1分間に50ml程度しか得られません。そこで、動脈と静脈をつなぎあわせ(動静脈吻合)静脈の血液流量を増やしてあげる必要があります。

イラスト:シャント造設

シャントの造設は、通常、局所麻酔にて利き腕と反対側に以下のような手順でおこないます。

  1. 吻合する予定の静脈と動脈の間の上の皮膚を切開します。
  2. 静脈と動脈をそれぞれ周りの組織よりきれいに剥離します。
  3. 静脈に生理食塩水を注入し中枢(上腕)側への開通を確認します。
  4. 静脈と動脈にそれぞれ5~6mm程度の割線をいれ、孔をあけます。
  5. 静脈と動脈を吻合します。
  6. 動脈から静脈への流れを確認し、出血がないことを確認し皮膚を閉じて手術終了です。

  ただし、皮膚の表面を走行する静脈がなければ人工血管を用いた手術となり、全身麻酔で2時間前後の手術となります。

この手術における合併症には次のようなものがあります。

  1. シャント閉塞(シャント血流が得られない。)
  2. 感染症(シャント部の発赤・腫脹)
  3. 出血
  4. 浮腫・腫脹
  5. シャント側手指の冷感
  6. シャント血管瘤
  7. 心不全

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透析の流れ

体重計測

  腎臓が悪くなると老廃物の除去ができなくなるだけでなく、余分な水分を体外へ排出するための尿も出なくなってきます。
このため、補給した水分は、汗として体外に出る分以外は、ほぼ全てが体内に残ります。
人工透析では、血液内に溜まった老廃物を除去するだけでなく、余分な水分を取り除くこと(除水)も重要な目的の一つです。
このため、透析開始前と終了後に体重を計測し、適正に除水できたかどうかの確認を行います。

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透析前後の体重計測

穿刺(せんし)

  透析を行うためには、血管から血液を抜いて、再度体内に戻す必要があります。このため造設したシャント部分に針をさして、透析器につなぎます。
針を刺す場所は、患者さんによって様々で、腕だけでなく大腿部などに刺す場合もあります。

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透析用の針

透析開始

  体内から出た血液が透析器へ送られ、過剰な水分の除去、電解質の調整等が行われ、再び体内に戻されます。

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透析器

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透析中の様子

医師、看護師、臨床工学技師の巡回

  透析中、患者さんに異常がないか、透析器が正常に作動しているかを、常に医師や看護師、臨床工学技士が観察し、対応しています。

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読書やテレビ・DVD視聴もできます

  透析中は、基本的にベッドから降りて動き回ることはできません。
透析には4~6時間かかるため、その間は本を読まれたり、テレビや持参のDVDを視聴されてたりします。
また、日頃の睡眠不足を補われている方もおられます。

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  好生館で使用している透析用の針は、特殊なものを使用しています。
刺す時は普通の注射針のような形をしていますが、刺した後は針の部分を引き抜き、やわらかいプラスチックのチューブのようなものが残ります。
この部分は、柔軟性があるため、普通の注射針と違って多少動いても血管等を傷つける心配はありません。

1.使用前の透析用注射針、まだ金属の針が入っています

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2.金属の針を引き抜いたあと、チューブだけが残ります。

3.弾力性があり、軽く押しただけで曲がります。

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