本文へジャンプする

佐賀県医療センター好生館

TEL:0952-24-2171  
FAX:0952-29-9390

〒840-8571 佐賀市嘉瀬町大字中原 400

トップページ > 診療部門のご紹介 > 診療部門 > 消化器内科 > 診療実績

消化器内科

診療実績

 肝臓・胆道・膵臓については肝胆膵内科が担当しており、当科では咽頭・食道から肛門にいたる消化管全域の疾患が診療対象となります。吐血・下血症例に対しては年間約200 例の緊急内視鏡検査・治療を含めて、約1,800 例の内視鏡治療を行っています。
  早期食道癌・胃癌・十二指腸癌・大腸癌をはじめとする各種の消化管腫瘍に対して内視鏡的粘膜下層剥離術(ESD)が広く普及しています。低侵襲で根治が得られる優れた治療法で、緒方・冨永・高良・島村・鶴田により積極的に行っています。D -ナイフ・フラッシュナイフ・フラッシュ- BT ナイフ・IT -ナイフ・フックナイフなどを用いたESD は現在では多くの大学病院や中核病院で取り入れられるようになっていますが、当館では九州地区では最も早期の2001 年から導入しました。2010 年9月1日からは大腸ESD は高度先進医療として県内では当館のみが実施可能施設となっていましたが、2012年4月からは保険適応となり需要はさらに高まってきています。
  食道・胃接合部の通過障害を来たす食道アカラシアやびまん性食道痙攣症に対しては、内視鏡的な根治術であるPOEM(経口内視鏡的筋層切開術)を保険診療で行っています。従来の内視鏡治療(バルーン拡張やボツリヌス毒素注入)では一時的な効果しか得られず再治療を繰り返すことが多く、外科手術では高度侵襲となっていました。これに対してPOEMでは治療当日から飲水が可能となり、翌日には食事も可能で治療4日後には退院となるなど低侵襲で利点が多い治療法です。食道粘膜に1cm 程度の傷はできますが2週間ほどで完全に治ってしまいます。
  クローン病や潰瘍性大腸炎などの難治性炎症性腸疾患については、内服治療のほかに抗TNF- α抗体療法や抗IL-12/23 抗体などのバイオ製剤使用および白血球除去療法などの積極的治療も行っています。
  食道静脈瘤破裂・出血性胃十二指腸潰瘍・小腸出血・大腸憩室出血・直腸潰瘍出血などの吐血や下血などの消化管出血に対しては24 時間の緊急受け入れを行っています。上部消化管の緊急内視鏡については年間300 例を超える時期もありましたが、ピロリ菌の除菌治療が保険適応となってからは減少してきています。ピロリ除菌治療について2013 年2月20日から萎縮性胃炎についても保険適応となり、多くの方に保険診療として除菌ができるようになってきましたが、保険適応とならない3次除菌については、自由診療(自費診療)で行う<ピロリ菌外来>も開設しています。完全予約制ですので受診に関してはまずはお電話で御確認下さい。

2001年度から2017年度までのESD 症例
・症例数:2032 例(食道:146例 胃:1581例 十二指腸:15例 大腸:290例)
・一括切除率:1864 例(99.4%)
・平均腫瘍径:18mm(1mm ~ 85mm)
・平均切除径:38mm(5mm ~ 120mm)
・穿孔:43例(2.1%)
・遺残・再発:21 例(1.0%)
・輸血例:15 例(0.7%)
・追加手術:72 例(3.5%)
・死亡:1 例(0.05%)

年間の消化管内視鏡検査数【治療内視鏡件数】
粘膜下層剥離術(ESD)、粘膜切除術(EMR)、ポリープ切除術、食道静脈瘤結紮術、 食道静脈瘤硬化療法、内視鏡的止血術、経口内視鏡的筋層切開術(POEM)など

  上部消化管内視鏡 下部消化管内視鏡
H18年度 3100例(525例) 1212例(318例)
H19年度 3620例(436例) 1445例(291例)
H20年度 3597例(495例) 1433例(320例)
H21年度 3784例(484例) 1498例(254例)
H22年度 3858例(557例) 1551例(315例)
H23年度 3995例(646例) 1609例(335例)
H24年度 4084例(611例) 1722例(392例)
H25年度 4214例(722例) 2016例(584例)
H26年度 4514例(854例) 2166例(570例)
H27年度 4810例(969例) 2289例(750例)
H28年度 4548例(918例) 2170例(908例)
H29年度 4443例(859例) 2175例(952例)

 

ページの先頭へ戻る

個人情報の取扱いについてサイトポリシーリンク集サイトマップご意見・ご感想