理念と方針
役員のご挨拶
理事長
樗木 等(おおてき ひとし)
好生館の平時の医療応需を目指しています
皆様のご支援のもと4月に迎えた多くの新人が、それぞれの部門部署で活躍しています。10月の節気は「寒露」「霜降」と続き、やっと夜風を過ごしやすく感じ、街中にも秋の訪れを感じます。台風などの自然災害のないことを祈ります。 COVID-19感染症が5類となりインフルエンザと同様の保険診療対象となりました。好生館は地域医療機関と連携して、中等症II以上のコロナ患者の入院診療に専任し応需しています。それ以上に、好生館の平時の救急医療、小児周産期医療、高度医療応需を目指して努力します。 この度、放射線治療装置を最新型に更新するため、本年9月から来年3月中旬をめどに放射線治療を停止しており、県民と医療従事者の皆様にご迷惑をおかけしていますが、可能な限り早期の再開に努力いたします。 現在、好生館は医師の働き方改革を推進中で来年春を目標に体制を整えつつあります。その他の職員の労務管理にも積極的に取り組んでいます。職員の健康管理、地域医療提供の維持、医療安全・質向上、と三者の調和が重要と考えています。 今後とも好生館のご支援ご指導よろしくお願いいたします。
令和5年10月20日発行「好生館だより60号」より
館長
佐藤 清治(さとう せいじ)
作文コンクール入賞
5月の5類転換以降、一般社会にやや遅れながら医療界にも平常が訪れつつあります。とはいえ引き続き感染者の対応に従事しておられる医療者の皆さまには改めて敬意を表します。 生成系AI 「チャットGTP」が世間を賑わせています。その是非は別として、画像生成AIなども飛躍的に進歩しており、様々な分野での利便性向上が期待されます。医療界でも様々な作業の電子化とともにAI利用も促進され、診断部門、治療部門の支援や薬剤の開発にもAIが寄与し始めているようです。これら医療DXの推進を上手に利用することで全ての医療職の負担軽減に繋がるよう強く望んでいます。 先日「第14回全国看護学生作文コンクールhttp://npoinsc.jp/composition/14/」が発表され、好生館看護学院生3名が入賞を果たしました。各々医療現場で感じたことを思い思いに綴っておられ、医療DXがいかに進もうと、これこそが医療の原点であり、忘れてはならない初心なのだろうと感じました。機会がありましたら是非ご覧ください。 これからも職員一同、患者さんご家族に寄り添ってまいります。今後とも暖かいご指導、ご支援を宜しくお願い申し上げます。
令和5年7月20日発行「好生館だより59号」より
管理職の紹介
副館長:前 隆男
県民の皆様や地域の医療機関に安心を与えられるような病院作りや医療連携に取り組んでいきます。特に救急医療に関しては病院単位ではなく地域で完結するような連携を構築し、無駄のないシームレスな一連の治療を行うことで、効率的かつ効果的な医療に取り組んでまいります。
副館長:内藤 光三
医療安全と感染制御は、病院が良質な医療を提供するにあたって最も重要なテーマです。また多職種が働いている病院では、コミュニケーションエラーが医療に起因する有害事象の発生に繋がります。患者さんとご家族が安心して好生館で治療を受けられるように、全職員が医療の質と安全に高い認識を持ちチームとして医療を提供できるように取り組んでいく所存です。
副館長:相部 仁
生命を大切にする徳を広くゆきわたらせるという『好生館』の名にこめられた理念のもと、患者さんの幸せならびに地域医療の進歩発展に尽力し、県民の皆様の幸せに貢献できるよう努力します。ICTを活用した効率的な医療の推進や将来の医療を担う後継者教育にも積極的に取り組みたいと思います。