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水田 一椰

 私は、好生館と佐賀大学のたすき掛けプログラムで、1年目は好生館で研修しております。
 好生館の特徴は、働きやすい環境がそろっていることだと思います。その理由としては、①先生方が親しみやすく相談しやすい、②科同士の垣根が低く、コンサルテーションしやすい、③研修医だけの医局があり、研修医1人1人にデスクとパソコンが用意され、居住環境や給与の待遇も良い、などが挙げられます。
 研修医1年目であるのと同時に社会人1年目でもあり、また科が変わる頻度も多く、慣れないことばかりですが、上記のような理由で精神的に追い込まれることもなく研修をすることができました。おすすめの環境です。

 また、研修医として特に力がついたと実感する場面としては、病棟や総合当直、救急外来で、様々な主訴を訴える患者さんに対して、自分で考えて、どの鑑別が挙がるか、どの検査が必要か、どのように上の先生に相談するかという流れを経験することは非常に勉強になりました。病棟から呼ばれる場合や総合当直などで2年目の先生が忙しいときなど、この患者は緊急性があるのか、ないのか、相談するべきか、しなくてもよいか、など瞬時に判断する経験はとても大事だと思いました。
 人は追い込まれるほうが本気で考えるので、その経験は成長のためには必要だと思います。

 以上あまりまとまってはないですが、研修医生活を9か月終えて今思っていることを書きました。

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