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診療科案内

血液内科

診療内容

診療対象の主な病態および対象疾患

造血器腫瘍(白血病、悪性リンパ腫、骨髄腫など)や造血障害(貧血、白血球減少症、血小板減少症など)など、あらゆる血液疾患の診療を行っています。急性骨髄性白血病、慢性骨髄性白血病、悪性リンパ腫、多発性骨髄腫、急性リンパ性白血病、慢性リンパ性白血病、成人T細胞性白血病、真性多血症、原発性骨髄線維症、本態性血小板血症、骨髄異形成症候群、原発性マクログロブリン血症、伝染性単核球症、慢性活動性EBウイルス感染症、再生不良性貧血、鉄欠乏性貧血、悪性貧血、自己免疫性溶血性貧血、遺伝性球状赤血球症、発作性夜間ヘモグロビン尿症、異常ヘモグロビン症、播種性血管内凝固症候群、特発性血小板減少性紫斑病、血栓性血小板減少性紫斑病、血友病、先天性血小板機能異常症、先天性免疫不全症などすべての血液疾患。

主な診療のご案内

  • 悪性リンパ腫
    主に化学療法(抗がん剤)で治療を行います。限局した病変を持った患者さんは放射線療法を併用することもあります。平均入院期間は約21日です。化学療法中もできるだけご自宅で過ごせるように一時退院をしながら入院を数回行います。比較的体力のある患者さんは外来化学療法も行っています。再発された65歳より若い患者さんにおいては積極的に自家末梢血幹細胞移植を行っています。
  • 急性白血病
    化学療法で治療を行います。平均入院期間は約37日です。最初に寛解導入療法を行いその後数回の地固め療法を必要とします。そのため数回の入院が必要です。殆どの患者さんは安全に化学療法を行うため無菌病棟に入室していただいています。若年で予後不良因子を持っている患者さんにおいては同種造血幹細胞移植も行っています。
  • 多発性骨髄腫
    主に化学療法で治療を行います。平均入院期間は約29日です。その後外来化学療法室に移行します。ここ数年新規薬剤(分子標的薬)が開発され以前は殆ど望めなかった完全寛解(腫瘍がほぼ消失すること)も得られるようになっています。若年患者さんにおいては積極的に自家末梢血幹細胞移植も行っています。