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診療科案内

心臓血管外科

心臓血管疾患診療における当科の役割

当科では心臓大血管手術、腹部末梢血管手術、静脈瘤手術、透析シャント関連手術を年間500例程度行っています。心臓血管外科領域をほぼ網羅する内容の手術を、県民の皆様へ提供することが当科の役割であると考えております。近年心臓血管外科治療体系も大きく変化しており、その中で血管内治療が急速に普及しております。これを受けて、当館でもTAVI(経カテーテル的大動脈弁置換術)実施施設認定の取得を目指しています。胸部・腹部大動脈瘤はステントグラフト治療を手術症例の5割程度で行っています。下肢閉塞性動脈硬化症などの末梢血管疾患は、かなりの割合で血管内治療で完結できるようになりました。下肢静脈瘤では血管内焼灼術(レーザー治療)や血管内塞栓術(接着剤による治療)を多く行っています。透析シャント関連手術の大多数を経皮的血管形成術が占めております。
またチーム医療の必要性が高まり、冠動脈疾患治療は経皮的冠動脈形成と冠動脈バイパスの両面からハートチームカンファレンスで適応を決定しています。
弁膜症手術の低侵襲化のため、右開胸での手術を導入しております。
心臓血管疾患でお悩みの方は、かかりつけ医の情報提供書持参で外来へお越しください。

医師紹介


三保 貴裕

医長

大崎 隼

医師