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診療科案内

整形外科

診療内容

診療を行っている主な疾患は以下の通りです。

外傷

多発外傷に対して、外傷センターと協力し、多くの診療科にわたるチーム医療を行っています。
目指すのは、まず命を助けることです。次に間髪入れずに後遺障害を未然に防ぎ、早期の社会復帰まで視野に入れた治療を継続します。このためには入院から転院まで多くの職種が合同で関与することが必要です。
開放骨折に対しては、即時に緊急処置を行います。多くは創外固定という一過性に器械を装着して骨折部の安定化を図り治癒を促進します。その後、開放骨折には高率に合併する感染を抑制したのち最終的な手術を行います。この手順と最終手術の時期の見極めや手術手技が大変重要で豊富な経験が必要となります。
超高齢化社会を迎えて、転倒による骨折は大きな社会問題となっています。当院では可能な限り超早期に手術を行い、高齢者の早期生活復帰を図っています。当院では重篤な合併症がない限り一両日以内で手術を行います。

脊椎の障害

関節の病気

変形性膝関節症、変形性股関節症など日常生活に著しい支障をきたす変性疾患に対して、人工関節置換術を行っています。
股関節手術では、前方からの手術による人工関節手術が可能です。 日常生活では股関節屈曲(太ももを上げる方向)が主体であるため、後方からの手術では脱臼の危険性がのこされています。当院での方法は前方から関節包や筋腱を処理するため後方組織が温存され脱臼のリスクが大幅に軽減されます。その為、術後の日常生活では制限なく過ごしていただいています。
膝が歩くととても痛い、膝が変形してきた、正座ができないなどの症状がある方は、人工膝関節手術が必要となります。当科では通常の人工関節手術のみならず、条件が合えば痛い部分だけ(多くは膝関節の内側)を手術する方法も行っています。この手術は疼痛もすくなく、リハビリも早期に順調に進みます。

骨粗鬆症

人生百年時代と謳われていますが、骨に関しては60歳から70歳が寿命です。女性では60代、男性でも70代から急速に骨粗しょう症が進行します。脳と内臓が長生きしても運動器の屋台骨である骨が損なわれては、楽しい人生を全うすることが出来ません。当院では骨粗しょう症を診断し、適切な治療と指導を行い、かかりつけ医に紹介することを始めました。好生館の最先端の機器を利用して、かかりつけ医の協力の得ながら、楽しい人生を送ることを手助けします。